Google Cloud コンソールを使用してデータにラベルを付ける

テキスト、画像、動画のデータについては、ラベル付きデータをインポートできます。またはラベルなしデータをインポートし、Google Cloud コンソールを使用してラベルを追加することもできます。既存のラベル付きデータセットに対して、削除または新しいラベルを追加することもできます。

データをインポートする方法については、トレーニングの概要の、操作するデータ型とオブジェクトの [データの準備] ページをご覧ください。

データセットを作成してラベルなしデータをインポートすると、[ブラウズ] モードになります。

ブラウズモード

ラベルを追加する方法

オブジェクトにラベルを付ける手順を、データ型ごとに説明します。

画像

データセットにインポートしたばかりの画像には、もちろんラベルは付いていません。

分類

[ブラウズ] モードで、ラベルのない画像を含むデータセットを選択すると、アップロードされている画像が表示されます。

  1. [新しいラベルを追加] をクリックし、新しいラベルを入力します。
  2. [完了] をクリックします。
    追加するラベルごとに手順を繰り返します。
  3. ラベルを付ける画像を選択します。
    ラベルのリストが表示されます。
  4. 画像に関連付けるラベルを選択します。
  5. [保存] をクリックします。

分類

[ブラウズ] モードで、ラベルのない画像を含むデータセットを選択すると、アップロードされている画像が表示されます。

  1. [新しいラベルを追加] をクリックし、新しいラベルを入力します。
  2. [完了] をクリックします。
    追加するラベルごとに手順を繰り返します。
  3. ラベルを付ける画像を選択します。
    ラベルのリストが表示されます。
  4. 画像に関連付けるラベルを選択します。
  5. [保存] をクリックします。
  6. 各画像に適用されたラベルは [参照] タブで確認できます。マルチラベルが付けられた画像

オブジェクト検出

[ブラウズ] モードで、ラベルのない画像を含むデータセットを選択すると、アップロードされている画像が表示されます。

  1. [新しいラベルを追加] をクリックし、新しいラベルを入力します。
  2. [完了] をクリックします。
    追加するラベルごとに手順を繰り返します。
  3. ラベルを付ける画像を選択します。
  4. ラベル オブジェクトのリストが表示されます(存在する場合)。
  5. アノテーションの追加ウィンドウで、境界ボックスを追加するボタンを選択して、画像にオブジェクト境界ボックスを追加します。
    画像に境界ボックスを追加する
  6. 境界ボックスを描画すると、オブジェクトに適用できるラベルのリストが表示されます。適切なラベルを選択します。
    ラベルを追加するための境界ボックスの画像
  7. すべてのラベルと境界ボックスを追加したら、[保存] をクリックして画像のアノテーションを更新します。
    境界ボックスに追加したラベルを保存する画像

テキスト

データセットにインポートしたばかりのテキストには、ラベルが付いていない場合があります。

単一ラベル分類

  1. ラベルを付けるテキストをクリックします。
  2. 新しいラベルを追加するには、[ラベルを追加] をクリックします。
  3. 単一ラベル分類データセットの場合は、テキストに関連付けるラベルを 1 つ選択します。
  4. [保存] をクリックします。

マルチラベル分類

  1. ラベルを付けるテキストをクリックします。
  2. 新しいラベルを追加するには、[ラベルを追加] をクリックします。
  3. マルチラベル分類データセットの場合、テキストに関連付けるラベルを 1 つ以上選択します。
  4. [保存] をクリックします。

エンティティの抽出

  1. ラベルを付けるテキストをクリックします。
  2. 新しいラベルを追加するには、[ラベルを追加] をクリックします。
  3. ラベルを付ける単語を選択します(複数可)。
  4. 選択したテキストに関連付けるラベルを選択します。
  5. [保存] をクリックします。

感情分析

  1. ラベルを付けるテキストをクリックします。
  2. 新しいラベルを追加するには、[ラベルを追加] をクリックします。
  3. テキストに関連付けるスコアを選択します。
  4. [保存] をクリックします。

動画

データセットにインポートした動画には、想定されるとおりラベルは付加されていません。

  1. 新しいデータセットに移動するには、ナビゲーション メニューで [データセット] をクリックします。
    データセットへのアクセス
  2. ラベルを追加するデータセットを選択します。
    データセットが表示されます。

動作認識

ブラウズモードで、ラベルのない動画を含むデータセットを選択すると、動画が表示されます。

  1. ラベルを追加します。
    ラベルのない動画
  2. 動画を選択して視聴を開始します。
  3. 特定したい動作が表示され始めたら、[次のフレーム] オプションを使用して、動作の中心(その動作を最も代表する時点)までゆっくり進めます。次のフレーム オプション
  4. [アノテーションを追加] をクリックします。
    ラベルのリストが表示されます。
  5. この動画セグメントに適用するラベルを選択します。
  6. [保存] をクリックします。

分類

ラベルのない動画を含むデータセットを選択すると、動画が表示されます。
ラベルのない動画を含むデータセットが表示される

  1. ラベルを追加します。
    ラベルのない動画を含むデータセットが表示される
  2. ラベルを付ける動画を選択します。動画と、その下に色分けされたラベルのリストが表示されます。セグメントを選択する
  3. セグメントの開始点に移動します。[セグメントを追加] をクリックします。
    1. セグメントを選択します。調整して、トレーニングに使用するセグメントを指定します。
      セグメントを選択する
    2. ラベルを選択します。1 つのセグメントに複数のラベルを選択できます。
    3. [完了] をクリックして、[保存] をクリックします。
    4. この手順を繰り返して、同じ動画に時間セグメントの異なる別のラベルを追加します。次の例では、さらに 2 つのラベルを追加しています。
      データセットに複数のラベルが表示されている
  4. [データセット] リストに戻り、繰り返します。

オブジェクト トラッキング

ブラウズモードで、ラベルのない動画を含むデータセットを選択すると、動画が表示されます。
ラベルのない動画

  1. [ラベルを追加] をクリックして、使用する予定のラベル(「sedan」、「pickup」、「SUV」など)を追加します。
  2. [保存] をクリックします。後でラベルを追加する必要がある場合は、[新しいラベルを追加] をクリックし、[保存] をクリックします。
  3. 動画を選択して視聴を開始します。
  4. トラッキングするオブジェクトが表示されたら、
    1. 動画を停止します。
    2. 境界ボックスを左上隅から右下隅にドラッグします。オブジェクトの周囲を、できる限りタイトに囲むようにボックスを描画してください。
      境界ボックスの右下にラベルのリストが表示されます。
    3. 適切なラベルを選択します。
      ラベルのない動画 注: このプロセス中でいつでもラベルを追加できます。今後リストに表示されるように、追加したラベルは必ず保存してください。
    4. [保存] をクリックします。

次のステップ