永続リソースを削除する

永続リソースは、削除するまで使用できます。削除後に在庫切れが発生した場合、同じリソースタイプの永続リソースを再度作成できる保証はありません。このページでは、Google Cloud コンソール、Google Cloud CLI、Vertex AI SDK for Python、REST API を使用して永続リソースを削除する方法について説明します。

必要なロール

永続リソースの削除に必要な権限を取得するには、プロジェクトに対する Vertex AI 管理者roles/aiplatform.admin)IAM ロールを付与するように管理者に依頼します。ロールの付与の詳細については、アクセスの管理をご覧ください。

この事前定義ロールには、永続リソースを削除するために必要な aiplatform.persistentResources.delete 権限が含まれています。

カスタムロールや他の事前定義ロールを使用して、この権限を取得することもできます。

永続リソースを削除する

不要になった永続リソースを削除する方法については、次のいずれかのタブを選択してください。削除する永続リソースでカスタムジョブが実行されている場合、それらのカスタムジョブは、永続リソースが削除される前に自動的にキャンセルされます。

コンソール

Google Cloud コンソールで永続リソースを削除する手順は次のとおりです。

  1. Google Cloud コンソールで、[永続リソース] ページに移動します。

    永続リソースに移動

  2. 表示する永続リソースの名前をクリックします。

  3. [削除] をクリックします。

  4. [確認] をクリックします。

gcloud

後述のコマンドデータを使用する前に、次のように置き換えます。

  • PROJECT_ID: 削除する永続リソースのプロジェクト ID。
  • LOCATION: 削除する永続リソースのリージョン。
  • PERSISTENT_RESOURCE_ID: 削除する永続リソースの ID。

次のコマンドを実行します。

Linux、macOS、Cloud Shell

gcloud ai persistent-resources delete PERSISTENT_RESOURCE_ID \
    --project=PROJECT_ID \
    --region=LOCATION

Windows(PowerShell)

gcloud ai persistent-resources delete PERSISTENT_RESOURCE_ID `
    --project=PROJECT_ID `
    --region=LOCATION

Windows(cmd.exe)

gcloud ai persistent-resources delete PERSISTENT_RESOURCE_ID ^
    --project=PROJECT_ID ^
    --region=LOCATION

次のようなレスポンスが返されます。

Using endpoint [http://us-central1-aiplatform.googleapis.com/]
Request to delete the PersistentResource [projects/sample-project/locations/us-central1/persistentResources/test-persistent-resource] has been sent.

You may view the status of your persistent resource with the command

  $ gcloud ai persistent-resources describe projects/sample-project/locations/us-central1/persistentResources/test-persistent-resource

Python

このサンプルを試す前に、Vertex AI クイックスタート: クライアント ライブラリの使用にある Python の設定手順を完了してください。詳細については、Vertex AI Python API のリファレンス ドキュメントをご覧ください。

Vertex AI に対する認証を行うには、アプリケーションのデフォルト認証情報を設定します。詳細については、ローカル開発環境の認証を設定するをご覧ください。

resource_to_delete = persistent_resource.PersistentResource(
    EXAMPLE_PERSISTENT_RESOURCE_ID
)

# Delete the persistent resource.
resource_to_delete.delete(sync=SYNC)

REST

リクエストのデータを使用する前に、次のように置き換えます。

  • PROJECT_ID: 削除する永続リソースのプロジェクト ID。
  • LOCATION: 削除する永続リソースのリージョン。
  • PERSISTENT_RESOURCE_ID: 削除する永続リソースの ID。

HTTP メソッドと URL:

DELETE http://us-central1-aiplatform.googleapis.com/v1/projects/PROJECT_ID/locations/LOCATION/persistentResources/PERSISTENT_RESOURCE_ID

リクエストを送信するには、次のいずれかのオプションを展開します。

次のような JSON レスポンスが返されます。

{
  "name": "projects/123456789012/locations/us-central1/operations/1234567890123456789",
  "metadata": {
    "@type": "type.googleapis.com/google.cloud.aiplatform.v1.DeleteOperationMetadata",
    "genericMetadata": {
      "createTime": "2023-07-28T17:22:08.316883Z",
      "updateTime": "2023-07-28T17:22:08.316883Z"
    }
  },
  "done": true,
  "response": {
    "@type": "type.googleapis.com/google.protobuf.Empty"
  }
}

次のステップ